制汗剤の原理を調べてみました

脇のニオイ対策などに使われる制汗剤について調べてみました。

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制汗剤とは、読んで字のごとく汗を抑えるものですが、

汗の抑え方も独特の方法でした。

その方法とは収斂(しゅうれん)作用 と言って、肌を引き締め

汗腺を収縮させて、汗そのものを防ぐ・・・と言う方法です。

肌の引き締め効果もあるので化粧水などの化粧品にも
使われている成分です。

汗腺から出てくる汗の成分であるタンパク質を変性させることにより、
組織や血管を縮めるという方法です。

例えるなら、水の出てるホースの蛇口を占めて、水をせき止めるように…
汗を抑える方法です。

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こんなふうにして汗を抑えるのが制汗剤です。

 

ただ、調べるいくうちにちょっと気になった事もあります。

制汗剤として市販されているほとんどの商品には、
アルミニウム合成成分など…
アルミニウム系の金属が入っているということ。

塩化アルミ二ウムなどのアルミ二ウムは制汗効果が最も高いので
使われるのは分かりますけどね^^;

アルミニウムって金属ですからね^^;

身体に塗って大丈夫なの!?って感じですよね。

ただ、これも調べていくと、人間は、ほぼ毎日、食物とか
飲料水から微量のアルミニウムを摂取していたんです。

普段食べてる食事や水から知らずにアルミニウムを体内に
入れていた…と言う事です。

そして体内に入ったアルミニウム(99%)は、しっかり排出されます。

つまり、ごく微量のアルミニウムは日常生活で摂取していて、
ちゃんと排出されるようになっているくらい、身近な金属と言う事です。
怖いものではく、過度に心配する必要はないと言えます。

ちなみに胃腸薬の太田胃酸にも合成ケイ酸アルミニウムが
入ってたりします^^;

ただし、肌との相性はしっかりチェックして、注意しておく必要もあります。

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