電気凝固法とは!?

電気凝固法とは、電気分解法と同じく
ワキ毛の脱毛技術を応用したワキガの治療法です。

ワキ毛の根元に1本1本電極針を差し高周波電流を通して
組織を熱凝固させる治療法です。

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ワキガの原因であるアポクリン汗腺は毛根につながっているので、
ワキ毛の根元に高周波電流を流す事により
アポクリン汗腺を破壊しようと言う考え方です。

ワキ毛根元に差し込む電極針の長さは長いほど
アポクリン汗腺などがある根元部分に近づけるので良く、
通電時間も長時間、電流を流せたほうが毛乳頭だけじゃなく
アポクリン汗腺を破壊できる事になります。

ただ…

この電気凝固法も電気分解法と同じく、
ワキガ対策としては、今ひとつかもしれません。

…と言うのも、最初の治療の時、全てのアポクリン汗腺が
破壊できない事が多いのです。

アポクリン汗腺は毛根の奥にあります。
一般的に皮膚下から3~5ミリくらいと言われています。
電極針で、このアポクリン汗腺をピンポイントで破壊するのが、
難しいのです。

長くて太い電極針でも、アポクリン汗腺にしっかり通電し、
破壊できているかは、分からないのです。

要は目で見てアポクリン汗腺にピンポイントを狙ってる訳ではないので
確実にアポクリン汗腺が破壊されてるかは分からないと言う事です。

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